腐敗した魚と詩集の詰まった揺籠

空は蒼く　　海は清む　

　　風は詠い　　太陽は輝く　


　美しい星を汚していると知りつつ　


　　　　　　　　　　短い命を摘む　　


　腐敗と詠の矛盾の中に生きる　

太陽、あるいは魚の目に刻まれた轍

どれだけの時を経ても

どれだけの罪を垣間見ても

諍う事しか望まない　種族


　　進化と言う名目の中で

　　罪を重ね　奪う事を正義とする


　　　　　　正義と謳う　血の色の海で

　　　　　　朽ちて逝けはいい　種族

独房のようなドレス

偽り　罠　　誹謗　

闘い　正義　誇張　


　そのドレスは重くはないですか？

　着飾る事しか知らない　　無知　　

プロペラ王国の崩壊

留まったままで

進む事を知らない

　後悔と懺悔だけの言葉の海で

　同胞を誘う涙


　　もう。。。見たくないんだ。。。。。。

鼓動

雨音が逸れば

　鼓動が速まる

雑踏の音を掻き消す様に降りしきる雨

街の汚れを拭い去る様に降りしきる雨


　　恨みも　罠も　穢れも　流し去れ

　
　　そして。。。　夏さえも　流し去れ


　　　　　　。。。。。。。。。。。。。。。。。。雷雨

荒ぶる心の行き場所

感情の赴くままに言葉を発するならば簡単

哀しい気持ち　苦しい気持ち　穿き捨てるのも簡単

見たくないモノを見た時の気持ち

聞きたくない声を聴いた時の気持ちの行方

ストレスにして溜め込むか？

吐き出して罪を作るか？　


　まだまだ未熟者故　　想いの捨て場所に難儀する

　まだまだ若輩故　　言葉の選択に難儀する　


　何よりも　自分自身の処遇すら難儀する　


　　　嗚呼　海がみたい。。。。。。。

辞書や胸骨を模した囮

明日知る事も


昨日見た事も　


時の中で交わり熔けて


虚ろな色へと変わり逝く


そして。。。白へと堕ちて逝く



 

葬儀屋と大工が交わした密約

虚しい言葉を綴るのは

誰かに伝えたい訳ではない

虚ろな言葉を綴るのは

棄てたい想いが苦しいからではない


　　現実との交錯に彩られた　言葉の呪文は


　　人を虜にするその世界に彷徨い


　　言葉で戯れる　仮想現実　

無意味

楽しくないコト


嫌なコト


ココロを押し殺してまで　必要ない


でしょ？？？？？？？？

摂理

飛ぶ　　　鳥をミタ


群れる　　鳥をミタ


貪る　　　　鳥をミタ



　　　鳥には　　罪はナイ　　


　　　鳥は　　生きてイル。。。。。。。。。ダケ

どのカジノも虚栄に乾いている

言い尽くせない


語り尽くせない


つたなくても。。。。。。


未熟でも。。。。。。。。。。



　　　　嘘や攻撃よりは　いいから

夜半歌聲

雨


雨


雨



雨





雨



カナリアの様に歌う　



　　　　　　　　　　　　　　　　　恋しいと。。。。。。。

絶歌

昔　風に聞く歌ありて

心　彷徨えば歌い

想　届かねば歌い

　　　　人の想いは知らぬ処

　　　　憎しみも偽りも心より生まれ出で

　　　　慈しみも優しさも心より現れる


　　　　何故と尋ねる　無意味を知っている


だから私は　歌う。。。。もう忘れたはずの歌を

だから私は　歌う。。。。何も求めずにただ歌う　

　　　　　　　　　　　　。。。。。。ただ歌う

進化論の間紙に黄金比は埋葬される

彷徨える亡霊は　消える事なく

次々と現れ

疑心暗鬼の海に人を貶める


迷いと偽りの世に巣喰う　

人から人へと

闇色に染めてゆく　


　　

道化師は暖炉で七面鳥と踊る

道化師は一人芝居で踊り

観客は芝居と知りながら一喜一憂し

愛を語る　偽りの言葉に微笑む



　やがて恋焦がれて朽ちる夢を見る


踊っているのは道化師ではなくて

踊らされている事い気付かない観客　

　やがて疲れ果てるその時を虎視眈々と道化師は狙っているのに

燭台と方位磁石が契る宴

災いを呼び

妬み罵り　疑う事しか知らない　民

争いと自我を通す　存在を誇張し

追い求める　刺激と偽りの夢に生きる　民　



　天の民よ　　地の民を許したまえ

　典の理よ　　血の過ちを許したまえ　


　　　

断頭台と巣箱に共通する命題

人は何故

平安を退屈と想い　自らの首を絞めるのか




人は何故

満足を忘却へとやり　絶壁へと駆られるのか　


人は何故

結果のみに生きるのか。。。。。

封印された縫製機械

指の間を擦り抜ける

人の心は。。。。白い　　白い　砂


抱きしめれば　軋んで零れる　




涙で固めて　形を作る

人の心は。。。。紅い　紅い　砂


粉々に砕けて飛び散る


　　　コ　ワ　レ　ル　

緋色の砂と難破船のある岬

夢をみて。。。。

夢を語って。。。。。。

夢に泣いて。。。。。。。。。。。



夢を喰らって。。。。

夢を引き裂いて。。。。。。。。

夢に溺れて。。。。。。。。。。。。。。。



　夢と言う名の。。。。。。呪い。。。。。。。。。

天地開闢 産声と怒号を聞きながら

知りたい事　知りたくない事

偽善者たちの宴

偽りの笑顔の下の策略は

ステンド硝子の色のよう